不況の今、資格取得を目指すビジネスマン、OLが急増中。
しかし、取得しても意味のない資格なら単なる費用と労力の無駄使い。
どうせ取るなら、資格の最強ブランド「国家資格」を目指そう!
国家資格試験に合格するための学習方法としては、教材選びからすべてを自信の力で行う「独学」をはじめ、資格取得における学習方法の定番といえる資格学校への「通学」。そして、教材をはじめカリキュラムの提供を受ける「通信」講座の受講という、3つが一般的です。
費用がかからず、講座の受講など時間の拘束を受けない独学は、もっとも手っ取り早い学習法といえますが、その自由度が挫折を誘発する原因となりやすいため、特に初学者の方にはお勧めできません。合格率が1割を切る国家資格試験に合格するためには、やはりある程度の〝縛り〟が必要となるでしょう。
現役講師による生の講義を受講でき、不明点があってもその場で解決できるなど、学習効果がもっとも高いのが通学です。また、費用面と時間面においても、もっとも縛りの強い学習方法ともいえます。
例えば某大手資格学校の行政書士講座の受講料は約13万円。しかも、自宅と会社までの通勤経路に学校が無い場合、学校までの交通費も必要となり、全30回の講座となれば交通費だけでさらに数万円の出費となります。
また、民間企業に勤める社会人の場合、毎日定時に退社できる人など存在するでしょうか。先の行政書士講座は全30回あり、すべての講義に遅刻や欠席をせず受講できることは現実的に不可能です。遅刻や欠席が重なれば徐々に講義に付いていけなくなり、それをきっかけに挫折する方も少なくないようです。
特に残業が多いという方や出張機会が多い方など、多忙な職に就いている方は、資格学校の高額な受講料に加え、毎回講義を受講できるかどうかという視点での判断も必要となります。
もっとも先進的な学習法は通信講座
最後に通信講座を検討してみましょう。まず、費用は軒並み資格学校の半額から1/3程度とリーズナブル。ちなみに、某通信講座の行政書士講座は、約3万2千円からと20、30代のサラリーマンでも無理なく捻出できる価格設定です。
もちろん、学校に通学する必要はないため、出勤前や帰宅後、そして日々の空き時間など、空いた時間を利用して自分のペースで学習することが可能です。なお、この自由な学習スタイルを、上記の独学では「挫折を誘発する原因になりやすい」と記述しました。確かに通信講座も学習スタイルとしては独学です。
しかし、現在の通信講座は、挫折を防止するテクニックを紹介する学習ガイド本や無料の相談受付などの体制が確立され、受講生が挫折せず合格までたどり着けるような手厚いサポートを受けることができるのです。
さらには、通信講座ならではの出題範囲が的確に集約され、初学者でもわかりやすく編集されたテキストやオリジナルの講義が収録されたCDやDVDといったメディア教材。そして、PCや携帯電話のネット環境を活用した学習システムなど、通信講座こそ今もっとも先進的なカリキュラムを提供してくれる学習法なのではないかと感じています。
あくまで当サイト独自の見解ではありますが、費用と時間、そしてカリキュラムの面から総合的に判断した結果、選ぶべき学習法は通信講座ではないかと思います。