不況の今、資格取得を目指すビジネスマン、OLが急増中。
しかし、取得しても意味のない資格なら単なる費用と労力の無駄使い。
どうせ取るなら、資格の最強ブランド「国家資格」を目指そう!
前ページのポイントを元に、当サイトが選定したお勧め国家資格を紹介します。
No.1:行政書士
<業務概要>
行政書士とは、会社設立や自動車登録をはじめ各種内容証明や相続・遺言、飲食店・風俗店の開業申請など、監督省庁への届け出が必要な書類を顧客に変わって作成し提出・申請する代行業務を行う。作成可能な書類は1万種類にも上り、これら申請書類の作成・申請代行は行政書士の独占業務である。
<試験概要>
受験資格:年齢(学歴)、性別、国籍など一切の条件はない
実施日 :毎年10月の第4日曜日に実施
出題科目:憲法や行政法をはじめ、行政手続き法や民法や商法など行政書士の業務に必要な法令等より46題、また、政治や経済、社会や個人情報保護など、行政書士業務に関する一般知識を14題出題。
受験費用:7000円
<取得の現実度>
受験資格を一切問わず、誰もが受験可能な国家資格。初学者が合格レベルに達するまでには500~1000時間の学習が必要とされている。また、例年の合格率は6%強と1割にも満たないが、受験者には〝お試し受験〟や〝記念受験〟者層も多く、恐るるに足らず。「士業の登竜門」と称され、受験資格の無さやその難度からして士業の中ではもっともハードルが低いため、初学者でも、効率的に学習を継続することが出来れば、1発合格の可能性もある。
<業界ニーズ>
一般企業からのニーズは低く、行政書士事務所や社労士事務所、または保険代理店で経験を積んだ後、独立開業して一般の方や地元の中小企業(オーナー)を顧客対象にとして活動する働き方が一般的となる。
<報酬面>
某データによれば、行政書士の平均年収は500~600万円程度。もちろん、この数字はあくまで平均であり、専門分野に特化し手広く業務を展開している行政書士の中には年収1千万円クラスが多く存在している。